伝統文化体験
《文化との出会い》を教育の柱の一つに掲げるナザレ幼稚園では、日本の伝統芸能である五人囃子や舞踊、茶道などの日本の伝統芸能・文化を取り入れています。
舞囃子(まいばやし)
ナザレ幼稚園では、日本の伝統芸能である「舞囃子(まいばやし)」を、職員、園児それぞれが教わる機会を設けており、この営みは当園創設以来、三八年間続いています。
職員の指導には長い間、重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)として認定されていた故・稲田慶治先生があたってくださいました。先生がお亡くなりになってからは、そのお弟子で、同じく重要無形文化財保持者であられる加藤眞悟先生が、職員の指導を引き継いでくださっています。
そして職員たちはプロの能楽師の先生から伝授されたその技を、今度は園児たちに教え、七五三やクリスマス音楽会などの園行事で披露させています。
《日本の未来を担う子どもたちだからこそ、この国の美しい伝統芸能に親しみ、人間の文化の営みを尊ぶ感受性を培ってほしい》―――そのような願いのもと、ナザレ幼稚園ではこの活動をこれからも引き続き大切にしていきます。